【決定版】もう悩まない!巻き爪の原因と予防法を徹底解説!
巻き爪ってどんな状態?
巻き爪とは、爪の両端が湾曲して皮膚に食い込んでしまう状態です。見た目にも良くありせんが、痛みや炎症を引き起こすこともあり、そうなると歩行をはじめとした日常生活に支障をきたすことにも繋がります。
この巻き爪の原因は複数あります。
巻き爪の原因は?
巻き爪が発生する原因は様々ですが、主に以下の3つが挙げられます。
足に合わない靴
足に合わない靴を履くと、巻き爪に繋がると言われています。
それはなぜか。
それは、以下のような問題が生じるためです。
・足指への圧迫
サイズが小さい靴やつま先が細い靴を履くと、足指が圧迫され、爪が湾曲しやすくなります。
巻き爪の話題でよく出てくるハイヒールは、この両方の特性を持つうえに、力が足指に集まりやすいため、原因に挙げられることが多いのです。
・足の筋力低下
硬い素材の靴は、足指の動きを制限し、この場合も足指が圧迫されます。
この足指が圧迫された状態が続くと、筋力が低下し、爪を支える力が弱くなります。
・足の変形
長時間、足指に合わない靴を履くと、足の骨格が変形し、巻き爪になりやすくなります。
変形によって外反母趾や内反小趾になると、歩行や日常生活に支障をきたす可能性がありますし、これは巻き爪にも繋がります。
間違った爪の切り方
深爪をしたり全体を丸く切ると言った、正しくない爪の切り方をしていると、爪が湾曲しやすくなります。
そうすると、巻き爪や陥入爪に繋がります。
・全体を丸く切る
爪を丸く切ると巻き爪の原因になる事があります。
爪はまっすぐに切るようにしましょう。使う爪切りも刃が直線のものが良いでしょう。
・深爪
爪のトラブルには巻き爪の他に陥入爪があります。
深爪をすると、爪が皮膚に食い込んで炎症を引き起こし、陥入爪の原因となります。
巻き爪を避けても、陥入爪になっては意味がありませんので、陥入爪にも注意しましょう。
・爪の両端を深く切りすぎる
爪の両端を深く切りすぎると、C字型の巻き爪になりやすくなると言われています。
足の筋力低下
足の筋力が低下すると、爪に力が伝わりにくくなり、足指でしっかり地面を捉えることができなくなります。
結果として、爪の状態を維持するバランスが崩れ、巻き爪になりやすくなります。
筋力低下の要因には運動不足・高齢化・外傷などがあります。
筋力低下が起きると、以下の様な問題が起きます。
・足アーチの低下
足裏の筋肉が弱ると、足アーチが低下し、足指に負担がかかり、爪が湾曲しやすくなります。
・足の指のバランスが崩れる
足の指の筋肉が弱ると、足の指のバランスが崩れ、爪に偏った力が加わって巻き爪になりやすくなります。
・歩行姿勢の悪化
筋力が低下すると、歩行姿勢が悪くなり、それが元で足指に負担がかかり、爪が湾曲しやすくなります。
爪が湾曲した状態が続くと、巻き爪に繋がります。
その他の巻き爪の原因
上記3つの原因の他にも、以下の様な原因によって巻き爪に繋がる事があります。
・遺伝
巻き爪そのものは遺伝しませんが、巻き爪になりやすい性質(骨格や爪自体の性質、肥満等のなりやすさ)には遺伝の影響があると考えられています。
・足の変形(外反母趾/内反小趾)
足の変形は足指に余計な力がかかる事があり、巻き爪に繋がる事があります。
・妊娠/肥満
妊娠による体重の急な増加や肥満による過度な体重増加は、足の指にかかる負担が増える要因となり、巻き爪になる事があります。
・糖尿病
糖尿病になっていると、血行不良による爪の栄養不足など爪に良くない影響が見られます。
これにより巻き爪になりやすくなりますし、糖尿病は神経障害をもたらすことがあり、そうなると足の感覚も鈍くなるため、巻き爪の発見が遅れるケースもあります。
・リウマチ
リウマチによって関節が変形したり炎症を起こすと、足の指にかかる力のバランスが偏り、巻き爪を引き起こす事があります。
ここに挙げた以外でも、足の指・爪に偏った力がかかるような行為や習慣は、巻き爪の原因になる場合がありますので、避ける事が望ましいでしょう。
巻き爪の原因と予防も併せてご覧ください。